2009年8月27日木曜日

第3回高次脳機能障害講習会「失行症編」

昨日8月26日夕方、デイサービス Rehabにて,第3回高次脳機能障害講習会「失行症編」が行なわれました。
今回も、万障くり合わせていただいた各介護保険事業所関係者30数名の方々にご参加いただきました
m(_ _)m
作業療法士の柳川先生は、「失行症」は脳血管疾患の方に多かれ少なかれ表れているかもしれないので,注意深い観察と傾聴と理解する姿勢が大事と話されていました。観察と傾聴と理解を深める拠り所になる「失行症」の各症状については、今回もとてもわかりやすく丁寧に講義されていました。今回の講義の中で、先生は「覚えておいてくださいねぇ」という言葉をしばしば使われていたのが印象的でした。高次脳機能障害の方への対応は難しいけど、その方に起こっている状態を理解することに努めれば、よい方向に向かっていきますよという、柳川先生の心強さ優しさを感じました。またこうした理解の深まりは認知症の対応にも応用されるとも話されていました。
講義が終わった後、所々で「よかったねぇ、わかりやすかったねぇ」と話が聞こえてきましたし、当デイケアスタッフのABさんも「先生優しいわぁ(*^_^*)」と言っていました。
次回は4回シリーズの最終回で、10月に行なわれる予定です。
by訪問リハ療法士N