2011年6月30日木曜日

熱中症への対策として・・・

ここ数日6月としては異例ともいえる,暑さが続いています.
この暑さの中,皆さんどう過ごされていますか.

暑くなってくると,「熱中症に注意してください!!」
という呼びかけがよく聞かれることと思います.

私は日々,訪問リハビリテーションにてご利用者様の
ご自宅にお邪魔して, リハビリをさせていただいています.

そこで、暑い日々が続くなか,厚着をされている方,
水分を日頃からあまり摂取されずに過ごされている方,
部屋を閉め切っておられる方を見かけることがあります.

 熱中症は,何も外出されている方,運動されている方だけが
起こしやすい訳ではありません.

熱中症が起きる場所は、ある調べによると,
屋内33%、戸外43%、運動中14%、救急車で救急・救命センターに
運ばれるような重症の熱中症患者の60%は室内で起こるそうです.

このことからも,屋内でも熱中症を予防していく必要があります.

対応策として・・・

1.水分摂取(スポーツドリンク)喉が渇かなくてもこまめに飲む
 →水分制限が必要な方は注意が必要です.

2.吸湿性の良いゆったりした服装をする(汗をよく取る服装)

3.黒い色の服や、長袖は避ける(体温が上がる)

4.自宅では窓を開けて風通しを良くする

5.自宅では時々室温を測る(体感ではなく実際の温度を測る)
 →気温が30度以上、湿度が60%以上なら要注意。

6.体温計で検温し、37.5度以上なら熱中症も考慮する.
 →日頃の体温との変化も大切

などがあります.(あくまでも一例ですが・・・)

 訪問リハでは,熱中症対策の為に,新たに温度・湿度計を
今回購入しました!!!
なんと!!!ボタンを押すだけで,湿度・温度がでる優れものです☆



これを活用して,ご利用者様の熱中症が予防できるよう,
働きかけていきたいと思います.

皆様もこれからが,夏本番です!!!今年も暑い夏を,
しっかり体調管理して乗り切っていきましょう!!!

PS...次回のTSC通信にも熱中症について書かせていただいています