2009年9月18日金曜日

アンウェイシステム体験 その①

先日,酒井医療主催の「歩行リハビリテーションセミナー2009」に参加してきました.
そこで「可動式免荷装置アンウェイシステム」を体験してきました.

(デジカメの電池切れのため歩いている姿は撮れませんでした(ToT))
地球上で自分の体が軽く感じられる環境とは,水中か,人に持ち上げられるか,このように吊られるかぐらいしか僕には思いつかないのですが,①吊られた環境とはどんなものか?②アンウェイシステムのリハ効果とは?の2点について要点だけ2回シリーズで記したいと思います.
①吊られた環境とは?
初めて吊られたときの正直な感覚は,あんまり軽くなってない,でした.このときの設定免荷量20%,つまり自分の体重 が20%off≒62kgとなった状況です.ゆっくり歩きながらで一度元の体重に戻してもらうと,お・重い・・再び20%にしてもらうと,か・軽い・・に加えて不思議な感じです.
吊られる・・ということに先入感があったのでしょう.じゃぁもっと免荷すれば・・というのはあっさり却下されました.30-50%off以上になると正常歩行環境から逸脱し,宙づりに近い状態となり,歩行練習環境ではなくなるからとの事です.めっちゃフワフワして不安定な環境はダメということです.
しかし,膝折れ等による急な荷重には,ちゃんと対応してくれるようで,吊られている時の転倒リスクはおよそ少ないようです.(転倒ゼロではないです)
(その①終り by訪問リハ療法士N)