2018年10月31日水曜日

スポーツの秋

朝晩の冷え込みがきつく、日中との寒暖差が厳しい今日この頃。

運動会シーズンは終わりましたが、来る冬に向けて、体力を蓄える時期です。

 保育園の運動会の保護者競技では、「例年、頑張りすぎてケガをされる方がおられるので準備運動をしっかりしてください。」とのアナウンスがありました。
 準備運動といえば、アキレス腱を伸ばしたり、屈伸をしたりすることをイメージするかと思います。このアキレス腱を伸ばすというのは、いわゆるストレッチですね。
 
 
 このストレッチ、大きくわけて
 
 ①ダイナミック(動的)ストレッチ

 ②スタティック(静的)ストレッチ

 の2種類があります。
 

①は、ラジオ体操や反動をつけて行うものです。

  近年あまり効果はないとの報告もありますが、運動のパフォーマンスを向上させる  
 ために行うものとされています。

②は、反動をつけず、筋肉を伸ばした状態で静止し、ゆっくりと伸ばすものです。
 
  筋肉の長さの増大、可動域の拡大を目的に行うものです。
 

運動時の傷害発生の原因のひとつに柔軟性低下による可動域の低下があります。
そのため、傷害予防には、運動前に反動をつけて行うダイナミックストレッチも大切ですが、普段から時間をかけて筋肉を伸ばすスタティックストレッチを行い、筋肉の柔軟性、可動域の確保が大切です。
 
「継続は力なり」
 
皆さんも日頃からの身体のケアをしっかり行いましょう!
 
 
外来リハビリ 武田