2009年12月23日水曜日

今年も残りわずか

12月に入り、今年も残すところあと一週間となりました。

作業リハが今年7月から始まり、デイルーム内で「タオルワイピング」「新聞ちぎり」「棒体操」「書字練習」、また、「洗濯ばさみ」「輪投げ」を使った指先や肩や腕の運動を一生懸命されている利用者様を多くみかけるようになりました。 http://tscrehabilitation.blogspot.com/2009/07/blog-post.html


12月といえば、クリスマス。
1月といえば、お正月。

田中外科の通所では介護職さん号令のもと、作業リハ&レクリエーションの一貫として利用者様と一緒にカード作りをしました!
出来上がりがこれ!
エレベーターから降りると、デイルームに立て掛けられたボードに飾られた沢山のカードに目を惹かれます(^^)

  
クリスマスカード     年賀状


 私たちセラピストが提供するリハビリは個別機能訓練といって、「個人」を対象にプログラムの立案をしていますが、レクリエーションなどで≪利用者様全員が一緒に行えるもの、楽しめること≫は何か?というのは、障害や認知力のレベルに違いや趣味や興味、嗜好の違いがあるため、どの施設でも試行錯誤だと聞いています。

 今回のカード作りでは、文字を書くのが難しい方や、手指を使った細かい動作が難しい方のために、介護職さんはお手製で消しゴムからハンコを作ったり、サンタや雪だるま、トナカイが描かれた包装紙から絵を一つづつ切り取ったりと準備に余念がありませんでした(^^)

「どういうものをしたらみんなで楽しめるだろう」、「家では中々できないけど、ここでだったらできることってなんだろう。」と当院の介護職さんが試行錯誤しているところを私たちセラピストは多くみかけます。

 しかし、こうして出来上がったカードをみて、介護職さんがとても嬉しそうに、楽しそうにしているところをみると、嬉しくなります♪♪

モノ作りを通して、利用者様の笑顔や真剣な顔、感性、、個別機能訓練中とは違った一面をみさせて頂きました(^^♪

 介護職さんとともに、私たちセラピストも利用者様の笑顔がみれるように、利用者様の日常生活動作の維持向上を目指してリハビリを一緒に頑張っていきたいと思います(^v^)


理学療法士K