2012年3月12日月曜日
救急法講習会
昨年の東日本大震災からちょうど1年目の昨日…
3月11日に,枚方市通所リハビリテーション 実務者連絡協議会主催の日本赤十字社・救急法救命手当短期講習標準プログラムを受講させて頂きました.
運転免許証取得時やAEDの出始めの頃に受講したのを最後に,久々の救急法講習でした.
現在,私たちリハビリテーション科では,訪問リハビリ時,ご利用者様の急変に,迅速に適切な対応が出来る様,緊急時の対応について,検討を重ねております.
その取り組みの1つとして,緊急時の救急法について,受講させて頂くことになりました.
まずは,手当の基本として,倒れている人を発見した場合の対応・観察ポイント・注意点について,講義を受け…
いよいよ救急法の実技講習…
2人組となり,救助者・要救助者に分かれ,先ほど講義を受けた手当の基本を再確認.
声だし・指さしを行いながら,周囲や要救助者の状態観察・状態確認を行いました.
緊急時に対応するためには,正常時の反応をしっておくことも大切なんですね…
実技講習では,人工呼吸器を行う際に使用するマウスピースとダミー人形を用いて実習を行いました.
また,心臓マッサージの実習後…
AEDの使用方法について講義を聞いた後,実践さながらの実習も行いました.
今回の講習会では,講師の先生方が最後におっしゃっていた『緊急時には,冷静に行動することが大切』というお言葉は,とても印象的でした.
昨日は,講習会という中で練習として実施するだけだったのですが,心肺蘇生法やAEDを用いる際には,とても緊張し,慌てたりと,いざという時が不安になるほどでした….
緊急時に冷静に対応するためにも,まずは方法を知ること,そしてその知識が薄れないよう定期的に復習する機会を持ち続けることの大切さを感じました.
ちなみに,田中外科にも,AEDが設置されています.
備えあれば憂いなしですが,まずは,この機器の出番のないよう,日々,予防を心掛けていきましょう.
PT Y