私は、レミオロメンの『3月9日』を真っ先に思い浮かべます。今日来られていた患者さまともお話をしましたが、その方は森山直太郎の『さくら』とおっしゃっていました。どちらも名曲ですね。
桜の咲く春ももうすぐですね。別れと出会いの季節。
話は変わりますが、昨日、田中外科にて外部のメーカーさんを招いて勉強会がありました。
これも一つのいい出会いかもしれません。笑
ACSIVE(アクシブ)という無動力の歩行支援機のデモの説明があり、実際に装着して体験させて頂きました。
対象は足腰が弱い人や歩行に自信のない人などです。
仕組みは簡単。電気やモーターを一切使わず、バネと振り子の動きが作用して足の振り出しを助けてくれる活気的なものです。
シンプルな構造で本体重量は約550g(片足用)。バッテリーがなく充電も不要。モーターがないので歩行も静かなところがメリットです。
右足用、左足用、両足用とあります。
装着して歩いてみた感想はまず、歩いて足を大きく振りだそうとすると、次第に足が軽く振り出せるようになっていることです。装着しても軽く、フィット感も悪くなく、次第に歩くスピードも速くなります。バネも1・2・3と3段階調整が可能で、数値が多くなるほどバネの反発が大きくなり、より歩行を助けてくれる仕組みになっています。まだまだ、デザインなど今後改善されると思います。
今日はさっそく、外来の患者様へ装着して歩いて頂き、付けないよりも振り出しが軽くなっているという感想を頂きました。また適応の患者さまがいらっしゃれば、使用して、良くなって頂ければと思います。
リハビリ部 M